サプリメントを使う時に必要な知識
今やサプリメントは現代人に欠かせないアイテムと言われていますが、実際に買おうとすると種類が豊富なため、全く知識がないとどれを買っていいのか分からないというのが実情ではないでしょうか?
ドラッグストアや薬局に並んでいるサプリメントを見ると、効能が同じものでもメーカーや値段が違う物がたくさんあります。
成分表に成分の表示はありますが、知識が全くないとどの成分にどんな効能があるのかがわからず、下手をすると効果がほとんどなかったり、副作用があったりする商品を選んでしまう可能性もあるのです。
たくさんの種類があれば選択肢が増えて、より自分に合ったサプリメントを選ぶことができますが、逆に考えると選ぶのが難しいとも言えます。 中には飲み合わせが悪い物などもあります。
例えばセントジョーンズワートとパレリアンはどちらも神経の緊張を緩和したり、睡眠を改善したりする効果のある成分なので、両方一緒に飲むと意識障害などが起きる可能性があります。
また、ビタミンCなどの水溶性ビタミンは多く摂りすぎても尿として体の外に排出されるのですが、ビタミンAやビタミンE、ビタミンDなどは脂溶性ビタミンで、多く摂りすぎると肝臓や体の中の脂肪組織に溜まっていってしまい、副作用がおこりやすくなります。
このように、知識がないと同じ効能のある成分を含んだものを一緒に摂ってしまたり、過剰摂取してしまったりして重篤な健康障害を起こすこともあるのです。
まずはサプリメントに含まれる成分の効能や含有量、1日に必要な量などの知識を得てから選んだほうがいいでしょう。