サプリメントの効果がないは本当か
健康を維持するために、複数のサプリメントを毎日飲んでいる人がいるかと思うと、そんなものは効果なしと言って、全く飲まない人もいます。
中には「全く吸収されず摂取しても効果なし。医学的に証明済み」という説を発表している医療機関まであります。 それなら、なぜ多くのサプリメントが販売されているのでしょうか?
ビタミンやDHA、酵素など様々な種類のものが出回っているというのに効果なしとはどういうことなのでしょうか? それには様々な事情があります。
まず、健康にいいと言われる成分はたくさんあって、それらの成分を使ってサプリメントを作ることはできますが、その製品を使って体への効果などを調べると、膨大なお金と時間がかかるそうです。
また、一般的に栄養効果があるとされている成分を使った製品については、効果があるかどうかの結果は出さなくてもいいそうで、そのため、製品ができても科学的データがないのです。
科学的データがないので、効果があるかないか実証されていないというだけです。 逆に、劇的な効果が出てしまったら医薬品になってしまいます。
サプリメントは栄養補助食品のため、1回飲んで効果が出るとは限りませんし、何年も飲み続けて効果が出るとも限りませんが、1回飲んで効果が出る人や、何年か飲み続けて効果が出るという人もいるので、効果は全くの個人差としか言いようがないのです。
長寿の人に秘訣を聞くと、毎日お酒を飲んでいたからという人がいますが、お酒を飲み過ぎて病気になる人もいます。 極端に言えば、サプリメントもこれと同じようなことと言えるでしょう。