海外のサプリメント事情
日本のサプリメントは成分の含有量が少なく作られていますが、海外のものは基準が違うので、日本に比べ何倍もの成分が含まれている物が多くなっています。
海外の中でもアメリカは特にサプリメント先進国と呼ばれていて、販売されているサプリメントの数の多さも、摂取している国民の数も世界で群を抜いています。
アメリカでは、同じ栄養成分でも複数の製品が発売されていて、多くの選択肢がある上に、価格も安く日本の製品の3分の1程度の値段で購入することができます。
また、科学的根拠があれば効果に対する宣伝を大々的にすることができるので、人気がある商品はすぐに爆発的ヒットをします。
ヨーロッパではハーブを含むものが多く、医療機関で治療薬として使われるものも多くあります。 インドや中国などにも特殊なサプリメントがあり、日本では手に入れられないものもたくさんあります。
最近はインターネットの発達などから、これら海外のサプリメントを個人輸入したり、代行輸入したりすることができるようになりました。
しかし、未熟な知識しか持たないまま手に入れてしまって、健康被害を受けている人もたくさんます。
特に、ダイエットや強精効果のあるものについては、違法な成分が入っていたり、体に重篤な健康被害を与える成分が入っていたりすることもあり、死亡例が報告されているものもあるので、慎重に使用する必要があります。
海外では法律に違反することがなくても、日本では違法になる成分が入っていることもあるので、充分注意してください。