サプリメントの上手な飲み方
サプリメントによって日頃不足しがちな栄養分を補っている人が年々増えているそうです。
厚生労働省が平成13年に行った国民栄養調査では、男性の17%、女性の23.6%がビタミンやミネラルなどの何らかのサプリメントを摂っているという結果が出ています。
粒状やカプセル状になっているので、手軽に栄養補給できるイメージがありますが、好きな時に好きなように飲むのではなく、ある程度「飲み方」があるのを知っていますか?
上手な飲み方をすることによって、サプリメントの栄養価を充分に引き出すことができ、より効果を発揮することができるのです。
まず、コーヒーやお茶で飲んではいけません。 カフェインやタンニンと栄養素がくっついてしまって、吸収が悪くなっていまいます。
細かく言うとベータカロチンやビタミンEを牛乳、ミネラルはオレンジジュースで飲むと吸収がよくなるのですが、サプリメントに合わせて飲み物を変えるのはさすがに面倒です。 そこまで神経質な飲み方をする必要はないので、基本的にはコップ1杯のミネラルウォーターで飲むのが一番です。
飲むタイミングは食後30分以内です。 これは、食べ物と一緒に摂取すると吸収しやすくなるからです。
病気などによって医療機関から薬を処方される場合には、日頃飲んでいるサプリメントをお医者さんに伝える必要があります。
これは、処方される薬に飲んでいるものと同じ効果のものが配合されていたら、多量に摂取することになって健康被害が出る可能性があるからです。