空腹感や食欲を抑える働きがあるガルシニア
ダイエットサプリに配合されている成分でよく見かけるもののひとつに「ガルシニア」があります。
ガルシニアはインドや東南アジアを中心に生息するオトギリ草の仲間で、現地ではスパイスとして古くから食されています。
ダイエットサプリとしてはどのような働きがあるのでしょうか。 ダイエットで辛いことというと、食事制限による空腹感ではないでしょうか。 空腹感は肉体的にも精神的にもストレスになってしまいますよね。
ガルシニアには、空腹感や食欲を抑えるという働きがあります。 空腹を感じるときは、体内のグリコーゲンが減少しているときです。 しかし、ガルシニアは体内で作られるグリコーゲンの量を増やしてくれるので、その分空腹を感じ難くなるというメリットがあります。
そうすると、満腹感が持続して食欲を抑えることができるので、過食や肥満を防ぎ、自然と食事量を減らすことができるので、ダイエットすることができるわけです。
また、ダイエットでは身体についた脂肪をなんとか削ぎ落としたいと考える方は多いですよね。 ガルシニアには、脂肪の合成を抑制する働きもあります。
脂肪は、エネルギーとして消費されるブドウ糖が余ってしまうと作られてしまいます。 実は脂肪として蓄積されてしまうと、エネルギー源として消費されにくく、脂肪を減らすのはなかなか根気が必要になります。
つまり、脂肪よりもエネルギーとして消費されやすい成分に余ったブドウ糖を変化させることができれば、脂肪の蓄積を防げることになりますよね。 ガルシニアにはHCA(ヒドロキシクエン酸)が含まれており、ブドウ糖から脂肪が合成されるのを抑制する働きがあります。
余ったブドウ糖はグリコーゲンや脂肪に変化しますが、脂肪の合成量が減ると、その分エネルギー源として使われやすいグリコーゲンが増加するので、ダイエットができるわけなんです。
脂肪の蓄積を防ぐ働きと空腹感を減らしてくれる働きの相乗効果で、ダイエットサプリとして人気があります。 摂取のタイミングは、食前30分頃が1番適しており、サプリを使う場合はガルシニアエキスとHCAの含有量にも注目してみるといいですよ。 とくに肥満予防で使用するなら、脂肪の合成を防ぐHCA量が多いものの方がいいかもしれませんね。