このダイエットサプリ誇大広告じゃないの?
2週間で10キロ減とか、飲むだけで〇キロ減少、成功率98%など、明らかに誇大広告じゃないの?しかも薬事法違反の表記をしているんじゃないの?
と思われるようなダイエットサプリの謳い文句を、インターネットなどで目にすることが多くないですか。 その行為の善悪はともかく、数多い商品の中から、消費者の注目をひくためには、多少の誇大広告はやむを得ないのかもしれません。
そのような理由から、少し大げさなキャッチコピーが多い、ということを認識しておきましょう。 その認識があれば、あまりにもとんでもないPRに騙されることもなくなると思うので、認識しておくことは大切です。
消費者の注目をひくために大げさな言葉を使っているだけならばよいのですが、他社製品と差をつけるために、フレイバーや必要のない栄養素を添加して、健康にあまりよくない製品になっているものもあります。
普段の食生活からも、完全に除去することが難しい食品添加物を、ダイエットサプリからもさらに摂取するということは避けたいですね。
さらに、そもそも広告内容に全くそぐわない粗悪なダイエットサプリもあります。 このような誇大広告を見ることにより、粗悪品を見分ける目を養うこともこれからの人生に役に立ちます。
ところで、日本では薬事法により、医薬品以外は効能を謳うことは許されていません。 このような誇大広告は薬事法に抵触しないのでしょうか。 もちろん、一般的にこのようなダイエットサプリには厳しい表現規制があります。
けれども、医薬部外品の補助食品は、消費者のアイキャッチのためにも、誇大広告になりがちな傾向にあることはたしかです。 キャッチコピーはそれほど大げさな表現はされていなくても、写真や映像で大げさなイメージを表現しているものが多いようです。
言葉では大げさではなく、画像に対するイメージはひとそれぞれなので、公に取り締まることは難しいようです。 もちろん、消費者からのクレームが大きければ警告などの処置がされるかもしれません。
イメージに左右されず、内容量や効能から製品が信用できるかどうか判断できる能力を培うことで、粗悪品を購入するリスクを避けましょう。