健康被害が報告されている中国製のダイエットサプリ|ダイエットサプリメントの口コミランキング

健康被害が報告されている中国製のダイエットサプリ

ダイエットサプリによる健康被害は日本製、海外製共に報告されていますが中でも中国製のダイエットサプリによる健康被害が多く報告されているのは中国製のダイエットサプリです。

 

平成18年7月12日の厚生労働省の中国製ダイエット用健康食品による健康被害報告事例によると、もっとも被害を多く出したダイエットサプリは「せん之素こう嚢」です。

 

肝機能障害120人(入院71人、死亡2人)女性は115人を占めています。 甲状腺障害が32人(入院3人)女性は31人です。 詳細不明が45人(入院5人)女性は42人で合計197人の被害者を出しました。

 

次いで「御芝堂減肥こう嚢」 は肝機能障害135人(入院53人、死亡1人)女性は129人を占めています。 甲状腺障害が19人(入院1人)全員が女性です。 詳細不明は40人(入院1人)女性は38人で合計194人の被害を出しています。

 

「天天素 清脂こう嚢 」はめまい、嘔吐、下痢、腹痛などの被害者は123人(死亡1人)となっています。 死亡事例はでていなくても上記を含め平成18年7月まとめの段階で794人の健康被害者を出し、死亡例も4人出ています。

 

また平成15年12月にアメリカで発売禁止となったダイエットサプリ「エフェドラ」は100人以上の死亡例を出してしまいました。

 

エフェドラは中国産のマオウという生薬に使用されるハーブですが副作用として高血圧、動悸、心悸亢進、脳卒中やけいれんなどを起こす危険があります。

 

また、平成23年韓国で中国産のダイエットサプリとして死産した赤ちゃんや胎盤などを病院から買い取ったブローカーが乾燥、粉末状にした粉をカプセル錠として密売されていたことが発覚し、人肉カプセル事件として有名になりました。