サプリメントの材料はどんなもの?
サプリメントの材料は合成物と、天然物を利用した合成物、天然物のみに大きく分けられます。
価格はもちろん合成物が安く、天然の比率が上がるほど効果になっていきます。
入っている栄養素が同じなら価格の安い合成物の方がいいのでは?という意見もありますがサプリの吸収率は天然物にはかないません。 人間が食物から栄養を吸収するときは1つの栄養素で吸収するわけではありません。
例えばローズヒップやレモン、グレープフルーツなどに含まれているビタミンCとフラボノイドはお互い協力し合って吸収を助け酸化するのを防いでくれています。 天然のものから作ったサプリメントには植物界に自然にあるパートナーごと取り込むことができることになります。
しかし、ビタミンCだけ単体で合成したものは吸収が弱く、取り込まれる分が少ないまま排出されてしまいます。 排出する際によけいな負担が胃や腸にかかり胃もたれなどの症状を引き起こす恐れもあります。
天然の材料を使ったサプリメントは値崩れがしにくくコンビニエンスストアなどで安く買えるものではありません。 また、意外と見落とされがちなのがカプセルやタブレット加工するときに使われる添加物です。
サプリメントのカプセルの容器に使用される材料の添加物としてはゼラチン、グリセリンなどが使われ、錠剤に固めるための材料として乳糖、麦芽糖、ソルビトール、デキストリン、でんぷんなどが使われます。
これらは食品由来のものも多いのでそこまでこだわった良心的なメーカーのサプリメントを選びたいですね。 なお、天然物は色が不ぞろいで、臭いもあります。
つるんとしたきれいなものは合成物とすぐ分かりますが、見た目や匂いなど天然らしく見せるためにわざとつけているものもありますのでそれだけで判断することは難しいです。