サプリメントの正しい摂取量
サプリメントは食事で補えない分を摂取しますが、不足するとどのような障害を起こし、合計摂取量はどのくらい必要でしょうか。
ビタミンの摂取量についてみてみましょう。
まずビタミンAが不足すると鳥目といわれるような視覚障害を起こします。 成人では13,500μg、幼児では6,000μgムです。 ニンジン、レバーなどに含まれています。
ナイアシン(ビタミンB群)はマグロ、カツオ、レバー、卵や大豆に含まれ不足すると皮膚が荒れてかさかさしたりします。 適正摂取量は15g前後とされています。
葉酸(ビタミンB群)はホウレンソウ、レバーなどに含まれ欠乏すると口内炎や悪性貧血などを起こす場合があります。 摂取量は240μgを目安としています。
ビタミンCはピーマン、ゆず、パセリ、レモンなどに含まれ欠乏するとはぐきからの出血、皮下出血などを伴う壊血病などを引き起こすことがあります。 喫煙するとビタミンCの消費量が増えるので気をつけたいところです。 適正摂取量は100mgです。
ビタミンB6はニンニク、マグロ、レバー、かつお、ごまなどに含まれ欠乏すると皮膚炎や口内炎、貧血、脂肪肝などを引き起こすことがあります。 適正摂取量は男性 1.6mg、女性 1.2mgです。
ビタミンEはイクラ、スジコ、キャビア、アンコウの肝、シソ、赤ピーマンなどに含まれ欠乏すると神経障害や筋障害などを起こすことがあります。 適正摂取量は男性では7.0mg、女性6.5mgです。
ビタミンDはアンコウの肝、しらす、イクラなどに含まれ欠乏すると子どもは骨の成長障害、大人で骨軟化症、骨粗鬆症などを引き起こすことがあります。 適正摂取量は50μgです。
サプリメントなしの食事だけで栄養を摂れるのが理想ですが不足部分をサプリメントで補いましょう。 しかし反面サプリメントによって摂取量が多くなり過ぎないように気をつけましょう。