サプリメントの取り過ぎは良くない?
サプリメントは薬を飲むよりは体にいいと思って飲んでいる方が大半だと思われますが、簡単に摂れるため摂りすぎてしまうことはかえって体にとってよくない結果をもたらすことがあります。
サプリメントはあくまでも補助でありサプリメントがメインになるようなことはよくないといわれます。 サプリメントを取り過ぎるよくないのはどのような症状でしょうか。
サプリメントはさまざまな種類があるためどれを選んだらいいのか迷ってしまいますね。 一番手近なビタミンサプリメントから見ていきましょう。
植物由来のビタミンAは効き目がゆるやかなためて手のひらなどが黄色くなることがあります。 過剰に摂取すると皮膚や目の乾燥、食欲不振、吐き気などの症状が出ることがあります。
ナイアシン(ビタミンB群)はかつお、豚肉、まぐろ、ひらたけ、落花生などに含まれていますが過剰摂取で皮膚のかゆみ、紅潮、胃腸障害、肝毒性、消化性潰瘍の悪化などを引き起こすことがあります。
葉酸(ビタミンB群)はレバー、ホウレンソウ、モロヘイヤなどに含まれますが過剰摂取すると発汗やかゆみ、アレルギーなどを引き起こすことがあります。
ビタミンB6はニンニク、マグロ、レバー、かつお、ごまなどに含まれ、毎日1000μg以上摂取すると腎臓結石、末梢神経の障害など起こすことがあります。
ビタミンEはスジコ、イクラ、キャビア、アンコウの肝、シソ、赤ピーマンなどに含まれており過剰に摂取しても強い副作用は出にくいようです。 まれに頭痛、むくみ、ほてり、発疹などを起こします。
ビタミンDはアンコウの肝、イワシ、しらす、スジコなどに含まれ過剰に摂取すると腎機能障害、高カルシウム血症、軟組織の石灰化障害などを起こす場合があります。 いずれも食事だけからは起こしにくい症状ですのでサプリメントの摂りすぎに注意しましょう。