ダイエットサプリの実態をチェック
新聞のチラシやテレビCM、インターネット広告などダイエットサプリの宣伝はよく見かけますね。
これで痩せることができるかもしれないと期待をもってしまいますがその実態はどうなのでしょうか。
サプリメントは健康補助食品、栄養補助食品でありあくまでもメインではなく補助として補うべきものです。 また位置づけとしては食品である以上「絶対痩せる」とか、「肥満予防」などの効果効能を宣伝することは薬事法で禁じられています。
平成24年2月から3月にかけて内閣府が日本に居住する20歳から79歳までの「健康食品」の利用者男女10,000人を対象に行ったインターネット実態調査によると約6割の人が健康食品を毎日摂取しています。
金額にすると3,000円未満が約7割ですが20歳から30歳の若い世代では1,000円未満の安いサプリメントを購入する傾向にあります。
ダイエットサプリの利用者は全体の14%から15%ですが満足度はやや不満が38%、不満が10.2%と不満を感じている人の割合が多く、期待した効果が得られないという回答が最も多くみられました。
ダイエットサプリを選ぶ時の一番のポイントは割引情報やキャンペーン情報で次いで口コミや評判となっています。 20歳から30歳がダイエットサプリをもっとも多く使用している世代であり、たくさんのインターネットやCM情報などからお得感のあるものを選びがちの傾向にあるようです。
飲むだけで痩せられるなら、今ならキャンペーン期間中でお得だから試してみようという心理をくすぐり購買意欲を掻き立てられてしまいますが、ダイエットサプリがどういう風に効いて中身には何が入っているのか実態をしっかりチェックしていきたいところです。
健康食品の表示等の在り方についても今後変わっていくようですので口コミや宣伝だけでなく、食品表示にも注意していきたいものですね。