若い間はサプリメントは不要?
昨今の健康ブームで、ドラッグストアなどにはたくさんのサプリメントが並び、誰でも手軽に買う事が出来るようになりました。若者が集まる商店街のドラッグストアでは、若い女性が連れ立って商品を選んでいる姿をたくさん見る事が出来ます。
しかし、若い人にとってサプリメントは本当に必要なものでしょうか? まだまだ肉体的にも元気なのだから、しっかり食事をして運動を続けていれば、自然と健康な身体が維持できるのではないでしょうか。
確かにその通りです。 バランスのとれた食事を規則正しく取り、適度な運動を行い、しっかりと睡眠を取るよう心がけていれば、基本的に身体に著しい不調を感じる事はありません。
しかし、実際に全てを実践する事はなかなか難しいですし、何より、通常の食事では摂取しにくい栄養もあります。 サプリメントは、そんな弱点を効率よく補ってくれる、強い味方なのです。 若い人に欠乏しがちな栄養素取って、何でしょうか。
ぱっと思いつくところでは、野菜不足が考えられそうですね。 また、ダイエットに励むあまり肉類を食べなさすぎるせいで、鉄分が不足したり、アミノ酸が欠乏したりする症状も心配されています。
また、若いうちからたくさん取っておいた方が良いと言われる栄養分もあります。 カルシウム、葉酸などです。 これらは将来妊娠した際に、健康な赤ちゃんを育てるために不可欠な成分で、大量に消費されます。 このため、少しでも多く体内に蓄えておいた方が良いわけです。
とは言え、若い人があまりにサプリメントに頼る風潮は、やっぱり危険です。 食事や生活習慣が正しく守られているからこそ、サプリメントの効果も出るのだと言う事を、常に覚えておきたいものですね。