亜鉛サプリメントの過剰摂取は腹痛を起こす
美肌効果を高めたり、女性ホルモンの働きを助け、免疫細胞の活性化にも効果があるといわれる亜鉛。
サプリメントとしても人気の成分で、シミそばかすの対策や生活習慣病から体を守る目的で服用する人も多い成分です。
そのほか、亜鉛が不足すると味覚に障害が出てしまったりすることもあると言われています。 カルシウムと同様に不足するとイライラしたり落ち込んだりしやすくなるとも言われていますし、妊娠中の女性にとっても大切なミネラルです。
そんな亜鉛ですが、過剰に摂取してしまうと思わぬ副作用を引き起こしてしまうことがあります。 たとえば腹痛です。 亜鉛の一日の摂取基準量は8mg、上限は30mgと言われています。
50mg以上摂取してしまうと、腹痛以外にも銅の吸収を妨げられたことによる貧血、肌荒れ、抜け毛、免疫力の低下といった副作用が出やすくなってしまうのです。
毎日の食生活の中で十分に亜鉛が摂取できているにも関わらず、サプリメントでも亜鉛を摂取することで知らず知らずのうちに過剰摂取となってしまう場合もあります。
腹痛程度の副作用で済めばよいのですが、もっと深刻な副作用が出てしまうことがないように注意が必要です。 健康でありたいと思って飲むサプリメントですから、その気持ちが逆に体の不調を引き起こしてしまうことがないように正しい知識を持ってサプリメントは服用することが大切です。
亜鉛に限らず、他の成分についても同様に過剰摂取による副作用は起こる可能性があるので、サプリメントの使用上の注意をよく読んで使用量を守って使用するようにしましょう。 サプリメントは正しく使えばとても便利なものです。 自分にあったサプリメントを上手に生活に取り入れていきましょう。