サプリメントは石油から出来ている
サプリメントに含まれている栄養素が、どのように作られているのかを知っている人はどれだけいるでしょうか。
あまり考えたことがない人も多いかもしれませんね。
食品に含まれる天然の栄養素と、サプリメントに含まれる栄養素が全く同じものだと思っている人も多いのではないでしょうか。
たとえば、1粒にレモン50個分のビタミンCを含んでいるというサプリメントがあったとします。 もしこのビタミンCが天然のビタミンCであったとすれば、工場でレモンを50個絞って作っているということになりますね。
しかし実際にはレモンを50個使うことなく、ビタミンCを合成しているのです。 天然に対して合成という言葉を使うと、どうしても体に悪いという印象をもたれがちですね。 ただ、このビタミンCのサプリメントを作るために本物のレモンを使っていたら、1粒あたりの値段はとても高くなってしまいますね。
また自然のビタミンCは壊れやすく、刺激に弱いので、摂取する段階にはすでにビタミンCが壊れているかもしれません。 というわけで、天然ではなく合成であっても、サプリメントは効果があるということです。
ではサプリメントは何から合成されているのでしょうか。 石油から合成されていると思っている人もいるかもしれませんね。 たしかに、昔あるサプリ会社が石油からサプリの合成を試みたことはあるようです。 実際に有機物であるビタミン類は石油から合成することも不可能ではありません。
しかし、石油から全てのサプリメントを合成するのは難しく費用もかかるので断念したようです。 またミネラルにおいては石油からの合成は不可能です。 ミネラルのサプリメントが石油から作られていないことは事実です。