ダイエットサプリによる死亡事故や健康被害
ダイエットをしている人の多くが、何度もダイエットとリバウンドを繰り返した経験があるそうです。
その中でダイエットサプリもいろいろなものを次々に試し、ダイエットの情報にはかなり詳しいダイエットフリークのような人がいます。
少しでも効果のあるものを探しては試しているようですが、だからといって口コミだけで騒がれているような日本の薬事法外のものを服用するのは大変危険です。
日本で流通しているものは薬事法を遵守しているはずなので、こういうことはないはずなのですが、海外のものを個人輸入したことによる重大な健康被害はこれまでも多数報告されています。その中には死亡事故も含まれています。
そういった危険なダイエットサプリには医薬成分を利用したものがあります。 それは病気の治療の際に医薬品の副作用で現れた食欲不振や体重減少を利用したものだったり、ホルモンの病気の人が治療として用いるエネルギー増幅効果を勝手に流用したりしているようです。
しかしそれらはあくまでも病気への効果を狙ったための作用であり、その場合でも副作用を見過ごしていいものではないはずです。 実際医薬品のほうは使用が禁止されているようなものまであるそうです。
特に中国からの輸入品は健康被害が多く報告されていて、１０代の女性の死亡事故もありました。 またあたかもクリニックが処方したかのように思わせるタイのダイエットサプリはmixiで話題になったこともあり、服用する人が後を絶たず死亡事故が起きています。
健康被害や死亡事故の件がどう受け止められているのか、知らないのかはわかりませんが、これらの製品を服用したことで確かに体重が落ちたとしたならば、それは確実に体を蝕んでいるという現れなのでしょう。 一度健康を損なうとその代償は大きいです。
特にダイエットサプリの健康被害は肝機能への報告が多く、再び健康を取り戻すのは簡単なことではありません。 死亡例が多く報告されている成分にはエフェドラ（マオウ）、ジブトラミン、フェンフルラミンなど多数ありますが、特にこのあたりは検索すると容易に当たりますので、気を付けてください。
ダイエットサプリによる死亡事故や健康被害に関しては厚生労働相がリストにして公開していますので、怪しいと感じたら目を通してみることをおすすめします。
ダイエットサプリとはあくまでもダイエットをサポートするためのもので、そのものに痩せる効果があるようなものではないことをよく理解して利用したほうがよいでしょう。 逆にダイエットサプリだけで痩せていくようなら健康被害の疑いがあります。 輸入品には特に気を付けてください。
