ダイエットサプリで失敗する人の特徴
ダイエットサプリを利用したけど、失敗だった！という話はネットの口コミでも必ず書かれている内容ですね。
みんなが「失敗だった」と言っているのならばそれは本当に効果のないダイエットサプリなのでしょうが、同じダイエットサプリでも「効果があった」という人と「失敗だった」という人がいるのはどうしてでしょうか。
まずダイエットサプリを利用している人はどのような点でそれを「失敗」と考えたのでしょうか。 まず効果がなかった→痩せなかった、かえって太ったという人。 そしてリバウンドしたという人。 「痩せなかった」「かえって太った」という人は、たいていが安易な気持ちでダイエットサプリを利用したためであるようです。
「食べたことをなかったことにする」とか「いっぱい食べても大丈夫」といったようなCMが悪いのかもしれませんが、そのダイエットサプリを飲んでさえいれば、どんなものをどれだけ食べても大丈夫だと錯覚してしまい、結局は食べ過ぎてしまっているからです。
そのダイエットサプリがどれだけのカロリーをなかったことにしてくれるのかはわかりませんが、総体的に摂取カロリーが多ければやはり痩せませんよね。 ちなみに「失敗」と考えた人の実に６０％の人がリバウンドをしたことだそうです。
ではどうしてリバウンドをしてしまうのでしょうか。 人間の体は、体の中の環境の急激な変化に対応しようとする機能が備わっています。 急に摂取カロリーが減ったら入ってくるカロリーをできるだけ確保しようとするし、特定の栄養素が減れば、他のものを削ってそれを埋めようとします。
できるだけ今の環境を守ろうと頑張ってしまうんですね。 ですから、カロリー抑制や食事制限のダイエットをすると、体はできるだけエネルギーを確保しようとする状態になっていますので、そこで普通の食事に戻した時に、今まで以上に身に着けてしまうのです。
つまり、太ってしまうリバウンドですね。 リバウンドしないためには、基礎代謝を上げていくことが絶対に必要です。 そのためには摂取カロリーを制限するだけではなく筋肉を増やし、きちんと脂肪を燃焼させる状態に体を調整しておかなければいけません。
ダイエットは始めるのも終わらせるのも急ぎすぎてはいけないということです。 今の太ってしまった体の環境をゆっくりと変化させていき、ダイエット終了時にしっかりと筋肉がついて、代謝のいい体になっていれば、リバウンドすることはないでしょう。
ダイエットサプリはダイエットをサポートするためのものなので、その時点で体が必要とするものを補いながら、脂肪の燃焼を促していくように利用すれば、ダイエットサプリを飲んでも「失敗だった」ということにはならないと思います。
