複数のサプリメントを摂る場合の注意点
サプリメントの摂り方でよくある質問が、複数摂っても良いのかというものです。
大手販売サイトを見てみると、組み合わせて摂っても問題は無いという回答がほとんどです。
しかし、同じ成分が配合されていたり、1日の摂取上限量が設定されている成分も珍しくはありません。 こうした場合は、目的により近い方を選んで服用するといった調節が必要となるでしょう。
では、どのようにして調節を行うと良いのでしょうか。 複数のサプリメントを摂取する場合は、まず3つに分類する事をオススメします。
1つ目は、動植物に由来するものです。 これは、本来ならば食品として食べる事ができるものが原料となっており、そこから有効成分を取り出したものをさします。
2つ目は、普段の食生活では摂取しないものです。 これは、薬草やハーブなどが該当します。 3つ目は、香辛料に由来するものです。 これは、本来ならば香辛料として使用されてきた成分が使われているものをさします。
1つ目の動植物に由来するものとして、大豆イソフラボンやブルーベリーなどが挙げられます。 しかしこれら動植物に由来するものは、食品にアレルギーがある場合以外は、基本的にどのサプリメントと組み合わせても問題はありません。
3つ目の香辛料に由来するものも、同様に組み合わせても問題はありません。 しかし、2つ目の普段の食生活では摂取しない薬草やハーブのサプリメントには注意が必要です。 例えば、チェストツリーは女性ホルモンの働きを持っています。
これと同じ働きを持つプエラリア・ミリフィカを組み合わせると、女性ホルモンの働きが大きくなりすぎてしまいます。 このように、普段の食生活では摂取しない薬草やハーブのサプリメントを服用している場合は、複数摂るとなると組み合わせに注意すべきでしょう。