サプリメントで野菜の栄養価を補う
サプリメントを始めようと思っている方や、また今摂取している方にも注目して欲しいのは、野菜の栄養価の著しい低下です。
人間は一日におよそ350g摂取する事が望ましいと言われていますが、それはどのくらいの量なのか難しいですよね。
だいたいが両手を広げて持てるくらいと考えてもらったらいいのですが、今はコンビニでも一日分の野菜サラダとパックに量を解りやすく書いてくれています。 しかし、それらを毎日食べても日々の摂取量は栄養価で見ると不足しているのです。
何故かというと、昔と今では野菜自体の含有率が大きく減少してしまっています。 実際に、文部科学省が調査した「日本食品標準成分表」というのがあります。
初版は1950年で、最新は2010年に追加されていますが、元は2000年の五訂版、その前は1982年の四訂版になります。 この四訂と五訂とで比べただけでも、ビタミンCに関して言えば半分にまで減少しているものもあるのが現実なのです。
それも緑黄色野菜の分類に入るものが多く、小松菜やほうれん草、ニンジン等は半分程度の減少です。 これは、今では当たり前になってしまったが為に少し寂しい気もしますが、旬のものを食べないという事、つまりは時期はあっても一年中出回っていますよね。
ハウス栽培の増加、肥料過多での糖分の減少を起こしているなど、要因は様々です。 でも、そのおかげで一年中野菜には困らない世の中になっているのです。
このような栄養価の減少がある中、普通に食べながらもサプリメントでも補うというのは良い事ですね。 不足してしまいがちですし、一日に必要な量を食べようにも食べることが出来ません。 サプリメントと併せて食生活を見直していくことで、より意識して健康を心がけるようになりましょう。